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弊社では切削で止めねじを加工していますので、ねじ軸に対する丸先部の直角度の精度も0.01mm以内です。つまり丸先の振れが0.01mm以内です。
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弊社以外のカム式自動旋盤を使った切削加工工場で止めねじのネジ部を加工するのは、切削ダイスで行います。
切削ダイスで加工すると、ネジ山の頂上部が欠けたりし易いのですが、弊社ではNC旋盤と同じようにチェーシング(バイト)加工でネジ山を加工するので、ネジ山の頂上部の欠けは発生しません。
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丸先止めネジの先端で丸シャフトを直接に止める時、丸シャフトより止めネジの方が固い時には、丸シャフトの外径表面に傷が付きます。
外径表面に傷が付くと丸シャフトの位置を再調整する時に動きにくくなりますので、その様な時には、丸シャフトに平取りをします。
平取りは丸シャフトの外径表面に傷を付けたくない時に使いますが、組立て時に平取りと止めネジとの位置合わせに、少し手間が掛ります。
しかし平取りを使って止めると、とがり先止めネジや、くぼみ先止めネジを使って、止めネジを相手材に食い込ませて、より強固に止める事も可能となります。
丸先止めネジの図付きでの先端部の使い方は、こちらをご覧ください。
丸先以外の先端形状も、図付きで説明しています。
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この表の、すりわり付き止めねじの材質は快削鋼(SUM24L相当)です。快削鋼は錆びやすいので、標準在庫品は亜鉛メッキ(三価)の黒色と白色を用意しています。
特注品として他のメッキ(電気ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキ等)も可能です。
材質でステンレスや他の材質(真鍮、アルミ、リン青銅、洋白等)の丸先止めねじは、受注製作品として対応させて頂いております。
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すりわり付き止めねじの回転駆動は、マイナスドライバーで行います。
六角穴付き止めねじの回転駆動は、六角ハンドルで行います。
細い止めねじ(M1.6未満)では、六角ハンドルでの駆動よりも、マイナスドライバーでの駆動の方が、弊社の止めネジを使う限りでは、バカになる(ナメル)事は少ないです。
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