DELscrewのロゴ イモネジ(止めネジ)の専門メーカー・斉田製作所
小さいイモネジの専門メーカー
有限会社 斉田製作所
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切り粉は機外へ自動排出し、無人加工を!

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切り粉は機外へ自動排出し、自動旋盤の24時間無人加工を

 人件費の高い日本で、イモネジや部品を安い価格で供給するには、イモネジや部品の製造を、自動で、無人で、24時間休みなく、手間なく作り続けることが必要です。
 小さいイモネジの専門メーカーの弊社で加工するイモネジや部品は、切削加工品ですから加工すると切り粉(キリコ、削り屑、削りカス)が発生します。

 長時間の機械稼動で、この切り粉をカム式自動旋盤(オイルパン)内に溜めておくと、切り粉に邪魔された切削油がオイルパン内に一杯溜まり、切削油タンクに戻らなくなり、切削油タンク内の切削油液面の低下となり、ポンプから切削油が十分に吐出されない、という悪影響を及ぼします。
デルチップ  これは、火災にもつながりかねない大問題です。
 そのために夜間の長時間稼動が出来ないのでは、部品価格が安くなると言うカム式自動旋盤の長所が発揮されません。そこで、切り粉だけをカム式自動旋盤の機外へ、自動的に排出する機械を作りました。

 その切り粉の自動排出機械が、右の写真デルチップ (写真はクリックで大きく表示) という、自社で開発・製造したスクリュー・コンベアーです。 (デルチップの誕生物語り、はこちら)

 スクリューそのものは油面の下で見えませんが、そのスクリューを間歇回転させることで切り粉を上に運んで機外に排出し、油(切削油)はスクリューの隙間を通って下に流れ、元の切削油タンクに戻って行きます。
 部品により切り粉の出る量は一様ではありませんが、一晩で 20 リッターのドウコ缶に切り粉が一杯になる位のことが多いです。
 一時期、デルチップをメーカーとして外販したこともありましたが、今は販売した機械のメンテナンスだけで、新たな販売はしておりません。

 また、小さいイモネジの専門メーカーの弊社として、品質向上と無人加工での長時間稼動の両立を目指した結果が、カウント・セレクター(右下の写真:8型CS)であり、デルチップ(右上の写真)なのです。 (写真はクリックで大きく表示)
8型のカウント・セレクター  1日24時間の内、昼間の時間は8時間で、夜間の時間は16時間ですが、弊社でのカム式自動旋盤は、夜間の加工は無人運転です。 (カウントセレクターとは?、はこちら)

 もっとも、自動旋盤での加工中には昼間でも、セット替えの時以外は作業者は機械に付いては居ませんが。
 また土・日・祝日の休日にも、基本的には

  1. 材料をオートバーに供給する事と、
  2. カウントセレクター(CS)の、製品の入った缶を検査して上げ、空缶と入れ替える事と、
  3. デルチップで出した、20 リッターのドウコ缶(写真:8型CSの左に見える)に溜まった切り粉を集める事、
以外は、自動旋盤は無人加工運転で心配なく回り続けます。

 無人加工中の万が一に備えて、工場内には火災警報装置と、ハロゲンガスによる自動消火装置が、設置されています。火災警報装置が作動すると、自動的に会社の幹部に電話で知らせが入ります。
 部品価格の低下だけを目指していても、いざ火災を起こしてしまっては、お得意先に対して部品加工のメーカーとしての供給責任をまっとう出来なくなりますので、万全の体制で臨んでおります。

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無人稼動を目指した、デルチップの誕生物語り

 デルチップ(DELCHIP)とは、小さい部品・パーツの切削加工専門メーカーの弊社で無人稼動を目指して開発したスクリュー式のチップコンベアーです。
 デルチップの『チップ』は chip です。切れ端{きれはし}、小片{しょうへん}、切りくず、の意。また、『デル』には切り粉が自動機外に『出る』と、自動機内から無くなる『Delete:削除』とを引っ掛けています。
 さらに、dell には「小さい谷」と言う意味があります。
  "dell" を英辞郎 on the WEBで調べる

 それが弊社の商品「小さいイモネジ」デルスクリュー(DELscrew)のネーミングに発展していきました。

 さて、デルチップが誕生したいきさつですが、カウント・セレクターの誕生物語りにも書きましたが、オートバーが導入されて自動旋盤が無人稼動で一晩中回り続けますと、製品もたくさん出来ますが、切り粉もたくさん発生します。 発生した切り粉が機内に大量に溜まりますと、切削油の流れなどに悪影響を与え、無人稼動に支障が出ます。
 そこで、切り粉を機外に排出する必要性から、1986年(昭和61年)頃にスクリュー式のチップコンベアーを開発し自社の自動旋盤に設備しました。

 開発当初は自社設備でしたので初期投資は抑えて、スクリューの外側はパイプ材を自社で加工して使いました。スクリューの外径とパイプ材の内径との差が、3mm〜4mmくらいでしたが、その隙間に製品が挟まると、スクリューが回らなくなるトラブルが発生しました。 もちろんこの頃は、デルチップなど言う名前は付いておりません。その頃に社内で何と呼んでいたのか、今ではハッキリ致しません。

 デルチップが商品として誕生したのは、野村精機に営業として勤めていた轟木(とどろき)さんが独立して株式会社北斗を設立した時に、このスクリューコンベアーを売らせて欲しいと、言われてきた時でした。
 その後商品として再設計を行い、1990年6月に第一号機の発売となりました。この頃はバブル景気の後半と重なり、また轟木さんの営業力もあり、かなりの台数が出荷されました。
 しかし2008年に、18年間に及ぶ販売は終了いたしました。今は、過去に販売したデルチップのメンテナンスだけを行っております。

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