自動切削屑排出装置「デルチップ」
弊社で加工するイモネジや部品は、切削加工品ですから、加工すると切り粉(キリコ、削り屑、削りカス)が発生します。
この切り粉を、カム式自動旋盤のオイルパン内に溜めておくと、切削油がオイルパン内に一杯溜まり、切削油タンクに戻らなくなってしまいます。そうすると切削油タンク内の切削油液面が低下し、切削油タンク内のポンプから切削油が十分に吐出されない、という悪影響を及ぼします。これは、火災にもつながりかねない大問題です。
そこで、切り粉だけをカム式自動旋盤の機外へ自動的に排出する機械(スクリューコンベアー)、を自社で開発、製造し、生産機械に取り付けています。
切削屑を自動で機外へ排出することで、生産機械の24時間稼働が可能となっています。
その自動切削屑排出装置の名称を、デルチップ(写真参照)と名付けました。(名前の由来は、デル=出る、チップ=切れ端、小片)