よくあるご質問

はい、1点に付き5個、差し上げています。

その際、無料サンプルをどの様に使われるのかを、差し支えの無い範囲でお聞かせ願えましたら、
弊社の今後の方向性を定める参考とさせて頂いています。

ご協力の程、宜しくお願いいたします。

弊社での通常の販売数量は、100個以上での販売とさせて頂いています。
但し、『100個では数年分の使用数量だ』と言われるお客様は、別途ご相談下さい。

また株式会社ウィルコ様で、「マイクロすり割付止めねじ」として弊社のイモネジ（DELscrew）の一部を、少量から販売して頂いています、少量のネジを株式会社ウィルコ様からご購入頂くと安価に入手できます。

快削鋼イモネジの標準在庫品は、亜鉛めっき（黒色・白色）済みのものです。

快削鋼（SUM 24L）は錆びますので、お客様でめっき等の表面処理をして頂けるのなら、めっき無しの生地品も受注製品として販売いたします。

ステンレス製のイモネジは、めっき無しです。

亜鉛めっき以外のめっき、例えばニッケルめっきや、錫めっき等の表面処理につきましては、受注製品として販売いたします。

納期や価格については、弊社担当者にお問い合わせください。

（１） お客様が商社の場合

返品はご容赦下さい。但し、返品に対してその理由が当社に責のある場合には、この限りでは有りません。

（２） お客様がユーザーの場合

当社の一覧表にあるイモネジについては、

• 納入後1ヶ月以内でしたら、返品理由を文書で同封してくだされば返品可能です。返品理由の内容は問いません。
• 納入後1ヶ月以上12ヶ月以内の場合は、お客様と当社で協議いたします。
• 納入後12ヶ月以上経過した場合は、返品をご容赦下さい。
• 返品を受け取った後、貴社の金融機関口座に、返品分の金額から振込み手数料を差し引いた金額を、お振込みいたします。

なお、受注生産品については、基本的に都度打ち合わせと致しますが、返品に対してその理由が当社に責任のある場合には、返品可能です。

一覧表に無い寸法のイモネジは、別途お見積もりいたします。

特殊な形状、特殊なピッチ、特殊な山形状、その他なんでも、お気軽にお問い合わせ下さい。

下記の材質では作った実績が有ります。

• 真鍮 （快削黄銅：C3602・C3604）
• 燐青銅 （快削燐青銅：C5441・C5341）
• 洋白 （快削洋白：C7941）
• アルミニウム（快削アルミ：A2011、CB 156：株式会社UACJ）
• 炭素鋼材 （S45C）

当社では、下記の材質では作れません。

• チタン
• セラミック

作れます。

ＪＩＳ規格ではM 1.6からですが、もっと細いネジでも作れます。

棒先とくぼみ先は受注製作となっていますのでお電話等でお問い合わせください。

規格外の「ねじ」も作れます。

• 外径が規格外の、太いネジや、細いネジ。
• ねじピッチが規格外の、ねじ。
• ねじ山の角度が規格外（55°、70°、90°等）のネジ。
• 外径がテーパーのネジ。
• ウォームネジは一部の寸法に、対応しております。

特殊なネジピッチとしては、0.05mm～1.0mm位の製作が可能です。 ネジの太さとピッチの関係は、JIS規格に無い組合せも製作可能です。 ただし、Ｍ1でリード1.0mm のネジは、リード角が大き過ぎて製作は難しいです。

Ｍ2で、リード0.85mm のリードスクリューは製作実績があります。

メートルネジやユニファイネジの60°以外の特殊なネジ山形状としては、 ウイットねじ と同じ55°も製作は可能ですし、過去に90°の ねじ山も製作した事があります。

ウォームネジのような、50°のネジ山角も製作実績があります。

90°ねじ山は樹脂製の穴に、セルフ・タッピングで組み立てる使い方でした。

他の角度や、非対称の角度ねじ山も製作は可能です。

基本的には、三角ねじ山の製作が可能です。

ねじ山の角度は、メートルネジやユニファイネジの60°が多いです。

ウイットねじ と同じ55°も製作は可能ですし、過去に90°の ねじ山も製作した事があります。

90°ねじ山は樹脂製の穴に、セルフ・タッピングで組み立てる使い方でした。

他の角度や、非対称の角度ねじ山も製作は可能です。

はい、作れます。

先端はストレートのネジで途中からテーパーのネジや、先端からテーパーのネジが作れます。

これは、管用のテーパーネジではありません。

弊社は、全てが切削加工ですので、六角穴は作れません。

六角ハンドル用の頭の六角穴は、切削加工ではなくヘッダー加工（塑性加工）で作ります。

弊社は、全てが切削加工ですので、プラス溝は作れません。

プラスドライバー用の頭がプラス（十字）の溝は、切削加工ではなくヘッダー加工（塑性加工）で作ります。

作れます。

実績としては、Ｍ2だけですが、他のサイズでも可能です。

イモネジ以外の、ネジ部品（ねじ部品）も承っております。

お問い合わせ下さい。

（例）穴付きのネジ部品（ねじ部品）や、シャフト付きのネジ部品（ねじ部品）など。

↑ネジ一体型フランジ	↑穴付スクリュー	↑ネジ付シャフト

ネジ以外の、切削品（挽き物）も承っております。

特に小さい物が得意です。

なお、メール又はFAXで、図面かポンチ絵を送って頂ければ、弊社担当者から折り返しご連絡いたします。

左ネジ（左ねじ）の製作は可能です。

ただし、余り長いネジは難しいです。

イモネジの先端形状別の使い方については、「イモネジ先端形状の使用法（使い方）の例」をご覧ください。 　使い方の図も付いています。

普通級のネジのピッチ精度は、単独ピッチ誤差(単一ピッチ誤差)で0.01mm、累積ピッチ誤差で0.02mm以内です。

精密級のネジ（リードスクリュー等）のピッチ精度は、単独ピッチ誤差(単一ピッチ誤差)で0.005mm、累積ピッチ誤差で0.010mm以内です。

加工外径は、2mmより細い細物のリードスクリューを得意としています。

累積ピッチ誤差については、ねじ山の数を累積10山で考えています。

ダイスとバイトでは、下記のような違いがあります。

止めねじ(イモネジ・セットスクリュー・Setscrew)とは、ネジの先端を押し付けて、相手部材を押さえるねじの総称です。

ＪＩＳでは止めねじ(セットスクリュー・Setscrew)に、ネジを回す部分の形状により「すりわり溝」、「六角穴」、「四角頭」の3種類が有ります。

「四角頭」の四角止めねじ「Square Head Set Screw」 は、止めねじ(セットスクリュー・Setscrew)ですが、イモネジではありません。頭の付いた止めネジです。

イモネジと呼ばれているねじは、「すりわり付き止めねじ(Slotted Set Screw)」と六角穴付き止めねじ「Hexagon Socket Set Screw」の2種類です。

当社のイモネジ・デルスクリューは、「すりわり付き止めねじ(Slotted Set Screw)」です。

なお、「すりわり付き止めねじ」はJIS規格に載っている正式な名称ですが、市中では下記のような呼び名が一般的です。また、書く上で「ねじ」の部分は、平仮名（ねじ）よりも片仮名（ネジ）の方が多く使われるようです。

　【　一般的な呼び名・・・止めネジ、イモネジ（芋ネジ）、押しネジ、虫ネジ　】

ネジのピッチとは、隣り合った山と山との距離です。

ネジのリードとは、ネジを1回転した時のネジの進む距離です。

これだけでは、何の事か判りにくいと思いますので、他の説明をします。

1条ネジの場合は、リード＝ピッチ×1となります。

2条ネジの場合は、リード＝ピッチ×2となります。

3条ネジの場合は、リード＝ピッチ×3となります。

具体的な数値でお話しますと、

1条ネジの場合は、リード＝0.6ｍｍの時、ピッチ＝0.6ｍｍとなります。

2条ネジの場合は、リード＝0.6ｍｍの時、ピッチ＝0.3ｍｍとなります。

3条ネジの場合は、リード＝0.6ｍｍの時、ピッチ＝0.2ｍｍとなります。

つまり、リードが0.6ｍｍの2条ネジを1回転しますと、ネジは0.6ｍｍ進みますが、この2条ネジの隣り合った山と山との間隔（ピッチ）は、0.3ｍｍなのです。

ネジピッチの違いによって、ねじの規格に並目と細目が有ります。

ＪＩＳのねじ用語（B0101）では、下記の様に定義されています。

【並目（なみめ）ねじ】

直径とピッチの組合せが一般的で、最も普通に使用されている三角ねじ。

【細目（ほそめ）ねじ】

並目ねじに比べて直径に対するピッチの割合が細かいねじ。

ＪＩＳでは細目（ほそめ）と読みますが、私たちは細目（さいめ）と呼んでいます。

まずは『回転方向の定義』から、お話します。

アナログ時計の文字盤を見ているところを、想像して下さい。

時計の針と同じ回転方向を時計回り（Clockwise【略】CW）と言い、この回転方向を右回転と言います。

時計の針とは反対方向の回転を反時計回り（Counterclockwise【略】CCW）と言い、この回転方向を左回転と言います。

左ネジ（左ねじ）とは、オネジをメネジに入れる時に、ネジの頭の方から見て反時計方向（左回転）に回すと入っていくネジを、左ネジ（左ねじ）と言います。

私たちが普段使っているネジは、時計回り（右回転）するとネジが入っていきますので、左ネジ（左ねじ）に対して右ネジ（右ねじ）と言いますが、 世の中にあるネジの９９％が右ネジですから、普段は右ネジ（右ねじ）とは言 わなくても、省略して通じますね。

右ネジ（右ねじ）とは、左ネジ（左ねじ）に対して明確に使い分ける時に使う言葉ですね。

ネジを作るには、大きく分けると「転造」「成形」「切削」の3種類があります。

・転造

「転造ダイス」を使い、円筒形の材料を「転造ダイス」で挟んで、材料を塑性変形させて作ります。

材料を塑性変形させる為に、ネジの強度が少し上がります。

大量生産（何百万個もの）に、とても向いた加工方法です。

世界中に出回っているネジの90％以上が転造で製作されたネジだと思います。

ネジの価格も一般的には、安くなりネジの精度は高いです。

・成形

「成形型」を使い、型の中に材料を流し込んで作ります。粉末等の材料を溶融し成形するので、ネジの強度は材料の強度で決まります。

ネジの価格は材料により変わってくると思います。

・切削（バイト）

NC旋盤や、当社のカム式自動旋盤での加工方法です。

「超硬バイト」を使い、材料をバイトで削って作ります。

材料を削るために、ネジの強度は少し下がります。

転造加工ほどでは無いが大量生産に、向いている加工方法です。

ねじの価格は一般的には、転造品よりも高くなります。

高精度のネジが製作可能です。

当社では、「雌ねじ（ナット）」もバイトで削って作ります。（但しねじ部の、長いものは作れません）

・切削（ダイス）

「切削ダイス」を使い、円筒の材料をダイスで削って作ります。

材料を削るために、ネジの強度は少し下がります。

大量生産（何百万個もの）には、余り向いていない加工方法です。

ネジの価格も一般的には、転造品よりも高くなります。

ネジの精度は、余り高くないです。

「雌ねじ（ナット）」は普通、タップを使って作ります。

「すりわり付き」と「六角穴付き」の違いについては、 すりわり付き止めねじ、と六角穴付き止めねじ、の違いをご覧ください。